ビオトープにおすすめできない
底床、生き物、水草をご紹介します。
ネットで「ビオトープ ○○」で検索すると…
色々とおすすめ商品が沢山出てきます。
「欠点が書かれていない」程度であれば理解できますが…
「性質がまったく違う」「理屈が疑似科学で意味不明」など…めちゃくちゃな紹介があります。
これを信じてしまうから…
失敗して「諦めちゃう」「飽きちゃう」人が出てきます。
私が好きなものに、興味をもって貰えたんだから…好きになってもらいたい!!
富士砂は富士山の火山灰です。
『多孔質でバクテリアが育ちやすく浄化能力が高い』
とのことですが…
そのまま底床に用いると魚、植物を傷つけ病気にさせやすくなります。
流れがない環境で、多孔質と言うことは、目詰まりも起こしやすく、病原菌を飼育していることと同じで病気に感染しやすくなります。
人もケガをしやすく、ケガで化膿します。
<当社では>
ビオトープ、水槽問わず、底床に使用するというのは論外です。
水槽内で省スペースでの嫌気ろ過、池でばっ気しての礫間接触法ろ過には最高です。
ですが、下処理が大変で…。超上級者にはおすすめです。
<黒土>
・適度に養分を含む
・弱酸性を維持する
と言われています。
各地で『黒土』の地域差があり、関東では「腐植と関東ローム層の混合土壌」を指します。
栄養分は腐植以外ありません。
酸欠、有毒物質発生、リン吸収障害などの原因になります。
~ソイルタイプ~
粒状土にされた商品です。水槽用のソイルに多いタイプです。
「どういった状態で腐植を配合しているのか?」「腐食がどう分解されるのか?」「分解時に形状を保てるのか?」「リンの障害はどうなのか?」などが不明です。
<ケト土>
水生植物が長期間にわたり分解された土です。炭化しているため黒くなっています。
栄養分、微量要素が豊富で素晴らしい土ですが、水に入れると一気に流出し、水質が悪化します。
~双方とも~
弱酸性でリン固着吸収障害を起こします。肥料を与えても、リンが鉄などとくっついてしまい、植物が吸収できなくなります。リンは『花肥え・実肥え』と呼ばれるように花は咲きにくくなります。
水も濁るためビオトープでは面倒な土です。
<当社では>
蓮・睡蓮の土に配合する土として、一般的にはおすすめされています。
当社では、蓮・睡蓮の土に入れることはおすすめしません。
ネットで検索すると…
<荒木田土>
・栄養分が豊富で
・浄化作用が高い
・グリーンウォーターになりやすい
<赤玉土>
・多孔質でバクテリアがつきやすい
・浄化能力が高い
・有害物質を吸着する
と紹介されていますが、完全なウソです!!
<荒木田土と赤玉土の正しい性質>
(赤玉土は多孔質ではない。崩れやすく、崩れると荒木田土と同じ性質)
~栄養分~
双方とも栄養分はまったく含まれず、代わりに保肥力が高く、養分が水中に溶け出しにくい性質。
(裏を返せば、いつまでも養分が抜けにくく、リセットしにくい)
~浄化能力~
土の性質上、通水性が悪く酸欠になりやすいため、嫌気細菌(バクテリア)を発生さる。
嫌気細菌は好気細菌が有機物を分解した有毒成分を窒化させるが、通水性が悪いため効率を考えるとほぼ無意味。むしろ硫化水素を発生させるため植物、生き物、人に有害。
ビオトープ、観賞魚の指す「浄化能力」は皆無と言える。
有害物質を吸収吸着する効果はまったくない。
『グリーンウォーター』
植物プランクトン(微生物)がわいた状態の水。
「グリーンウォーター=アオコ」という説明もあるが完全に別物。アオコは害しかない。
<すすめない理由>
~濁り~
濁り出て、鑑賞性も悪く、底をまくる魚との相性は最悪…
濁りで沈水植物は光合成しにくく、死んでしまう。
~粘土~
粘土質がそのまま、フィルターなどの詰まりに直結する。
また、器具についたまま乾燥すると、モーターの焼き付きなどに直結する。
<当社では>
蓮・睡蓮にのみ、荒木田土の単独使用をおすすめしております。
蓮・睡蓮で、荒木田土の代用として用いられます。
・安価で手に入りやすい
・多孔質でバクテリアがつきやすい
など…
ビオトープのおすすめの土に必ず上がりますが…
(理由まったくが分からない…)
富士砂と同じく多孔質は無意味です。
そして、赤玉土はすぐ勝手に崩れつまります。
潰して使うことが多く、荒木田土をおすすめしない理由とまったく同じです。
<当社では>
当社では、ガーデニング以外にはおすすめしておりません。
非常に中途半端で使いにくく、利点がありません。
当社でビオトープにおすすめの底床No.1でもありますが…
一歩間違えると悲惨な結末が待ち受けています。
「安いから」と言って、建材用、ガーデニング用を購入すると最悪です。
・角が取れていない
人も魚もケガをする
・ゴミが多い
ビニール片なども含まれることが
・削れたカスだらけ
洗浄にかなりの時間を要す
pHも一気に上がる(手が荒れる)
・表面処理
ラメや粉が付着している物も
<当社では>
初心者の方には高くても観賞魚用をおすすめします。
ビオトープ、蓮、睡蓮共通して
「『田土』が良い」と言われています。
当然、米農家さんでない限り手に入るものではありません。
そもそも『田土』の…
どの種類を指すのか?
何が良いか?
(どこにも書いていない…)
~稲作水田の種類~
1.最高の水田(魚沼や棚田など)
砂礫が多く、排水性が高い 水を張っても溶存酸素量が豊富
2.一般的な水田
粘土分が少なく適度に砂礫を含んだ田んぼ
3.死んだ土の水田 (粘土質)
排水が出来ず停水状態の土壌。何をしても発育、味が悪い。放棄、宅地開発されがち。
酸欠でヘドロ化(グライ土、黒泥土、泥炭土)
ざっくり分けて、3つに分類できます。(細かく分けると長いため割愛)
『田土=粘土質』は大きな間違えで、意外と粘土分が少ないです。
下手すると…
「水生植物=稲と一緒」「蓮の田んぼ(蓮田)」という安易な考えかもしれません。
よく「メダカがいると化成肥料は使えない。有機肥料は使える」と聞きますが…
真逆です!!
有機肥料は微生物に分解され、初めて効果が出ます。
植付け時の基肥(元肥)、追肥に使用すると…
1.腐敗のもと
雑菌がわき腐敗する
管理状態が悪いと、雑菌害虫の巣窟に…
2.酸欠を起こす
微生物が有機肥料を分解する際、大量の酸素を消費する
結果、酸欠になり微生物もろとも魚、植物まで…ということも
藻類、アオコ、嫌気細菌は酸欠状態を好む
3.有毒成分の発生
微生物が腐葉土を分解する過程で有毒成分が出る(アンモニア、亜硝酸塩、硫化水素など)
硫黄臭い(腐った卵臭)=硫化水素
硫化水素は蓮、魚だけでなく人間にも猛毒(水槽で死亡事例あり)
4.動物による食害 ネコ、カラス、ハチ(特にスズメバチ)
雑菌を持ち込まれやすくなる。ハチは刺されると危険!!
と言った害が発生します。
<当社では>
蓮、睡蓮の育成でもおすすめしていません。腐葉土も同じです。
錦鯉、真鯉問わず。
「ビオトープに」では絶対に合わない。
「コイに合う」で考える必要がある。
コイは…
『生態系破壊の最強の王』
・植物が大好物!!
・貝類が大好物!!
・エビ類が大好物!!
・泥を巻き上げる
→ 結果、汚れた水に(コイにとって最高の環境)
コイはある程度富栄養化し汚染された水を好む。透明な水は嫌い。
あまり酷いと病気になるが…
素人目で見て綺麗な水よりは病気になりにくい。
(当社では扱っていないので、画像はフリー写真より拝借。)
メダカを抜いて、身近な魚No.1ですが…
「ビオトープに」では絶対に合わない。
「金魚に合う」で考える必要がある。
コイとほぼ同じで…
・植物が大好物!!
・貝類が大好物!!
・エビ類が大好物!!
・泥を巻き上げる
→ 結果、汚れた水に(そして病気に…)
私は金魚は一切出来ません。非常に難しい!
和物(丸物・長物)、中国系、欧州系、東南アジア系…
すべて育て方が違います。
(当社では扱っていないので、画像はフリー写真より拝借。)
ビオトープに入れる魚No.1ですが…
最近は綺麗な品種が多く、とても目立ちます。
とても目立つ分、猫、鳥、アメンボ、ハチ、ヤゴなどに捕食されやすくなります。
(当社はアライグマにかなりやられました…)
水面付近が好きなこともあり、かなりやらます。
ミジンコも数が多いと群がってやられることがあります(経験あり)
しっかりと隠れ家になる水草を入れてやる必要があります。
一番は人間に盗まれる…(経験あり)
『生産者・愛好家の育て方』と『一般的な育て方』『ビオトープでの育て方』はまったく別物です。
注意して下さい!!
絶対におすすめしない生き物
種 類 | 備考 |
ザリガニ | 水草を根元から切り、食べます。 潜るため植物が抜けやすくなります。 |
カメ | 力が強く水草を引き抜きます。 |
ドジョウ | 『食用・エサ用』 エサ抜きをされているため、貪欲にメダカなどを襲います。 これは中国産です。日本在来種と交雑し、在来種が中国型になってしまいます。 購入する場合『マドジョウ』『シマドジョウ』『スジシマドジョウ』を! また、脱走のプロです。 |
ヤマトヌマエビ | ミナミヌマエビよりもコケ取り能力が高く、おすすめされています。 繁殖には汽水が必要なため数をコントロール出来ます。 が…、水草を食べてしまう。まれに空腹だと魚も襲います。 |
石巻貝 | コケ取り能力が高く、繁殖に汽水が必要なため数をコントロール出来ます。 タニシ以上に高温に弱く、死亡すると水質を悪化させ、大変なことに… こちらも脱走のプロです。 |
二枚貝 | 水中に漂う藻を食べてくれます(ろ過摂食)。 真夏の高温、酸欠に弱く、死亡すると一気に水質を悪化させ大変なことに… (ドブ貝は高温に強いですが、エサが確保できるか…) 入手時にタナゴが産卵している事もあり、予期せぬ魚が入ることも。 |
サワガニ | 100%どこかに行きます! 温度うんぬんより逃げます! |
状況による生き物
種類 | 備考 |
アカヒレ | 耐寒性、耐暑性の高い魚で、おすすめされています。 水槽内や夏は綺麗ですが、冬は色落ちし綺麗さはなくなります。 外来種なので当然危険です。 |
水生昆虫 | まず、初心者の方が手を出すことはないと思いますが… 品種次第ではかなり難しい。 |
ミナミヌマエビ | ヤマトヌマエビよりはコケ取り能力劣るものの…淡水で繁殖可能。 大人しい性格で使いやすい。水量次第ではおすすめしない。 |
タニシ | 藻対策に非常に優れた貝です。水中に漂う藻も食べてくれます(ろ過摂食)。 小型容器では、真夏の高温や、エサ不足で死亡する可能性が高いです。 死亡すると一気に水質を悪化させ、大変なことに… 脱走のプロです。水量次第ではおすすめしない。 |
別名『ホテイ草』『ウォーターヒヤシンス』
説明がいらない程、大人気の水草です。
不動の人気No.1水草でしょう。
最近「ミニホテイ」「ミニホテイソウ」という大きくならない新種もあるらしいですが…
「普通に大きくなった」という話もあり…偽物(まだ子株なだけ)も出回っているようです。
別名『ムラサキの悪魔』と呼ばれます。
環境適応能力、繁殖力が以上に強く、またアレロパシー(多種に対し成長阻害、毒性物質を放出する)も強いことから、1株からでも一気に増え他種を駆逐し、水辺を占領します。
水面を覆うことで、沈水植物は光合成が出来ず死滅します。
冬季は矮小株を作り越冬。元の株や古い葉が腐敗し酸欠を起こし、さらに他種を駆逐します。
(当社では扱っていないので、画像はフリー写真より拝借)
別名『ウォータコイン』
近年人気の水草No.2~3だと思います。
丸い葉っぱがかわいらしく、背丈が30cmとちょうど良いことも人気の理由のようです。
最近『ミニマッシュルーム』という物が流通しています。ウォーターマッシュルームとアマゾンチドメグサが混在しているようです。両方ともおすすめしません。
環境適応能力、繁殖力が以上に強く、またアレロパシーも強いことから、他の植物が一切生えない状態になります。密集すると駆逐力は非常に強力です。
点在していても、周辺に藻くらいしか生えません。
基本的に抽水~湿性を好みますが、自生域を広げるために水中にも広がります。(沈水植物も駆逐)
(当社では扱っていないので、画像はフリー写真より拝借)
金魚藻(外国種)すべて
・『オオカナダモ』『アナカリス』
・『カボンバ』『ガボンバ』など
・『コカナダモ』
ほぼ全ての店舗で安価に売られています。
これらを植えると、他の植物が一切生えなくなるほどに、駆逐力は非常に強力です。
ちぎれた1cmからでも池を占領できる能力があり、行政も駆除に困っている植物です。
3束1,000円などの安価なこれらは超高濃度の農薬が使用されています。
エビはすぐ死んでしまいます。
他に、「金魚藻」と呼ばれる『マツモ』『フサモ』はビオトープに抜群に合います!
(当社では扱っていないので、画像はオオカナダモ フリー写真より拝借)
「蓮、睡蓮を売っているのに?」と思うかもしれませんが、販売しているからこそ、言わせて頂きます。
ビオトープには合いません。
蓮をメインにする必要があります。
土の問題で濁りが出やすく、魚や水草の鑑賞には向いていません。
また、根の問題で、他品種との寄せ植えには向いていません。
一部沈水、一部浮草、浮遊が限界です。抽水~湿生は不可です。
ビオトープに鉢を置く程度がちょうど良いでしょう。
睡蓮
「蓮、睡蓮を売っているのに?」と思うかもしれませんが、販売しているからこそ、言わせて頂きます。
ビオトープには合いません。
睡蓮をメインにする必要があります。
まだ、内鉢を使用するため、他品種との寄せ植えに向いています。浮草がかなり限定されます。
また、水流にはあまり強くありません。
ネットなどで「ビオトープにおすすめの水草」とされる中から、
「初心者には絶対おすすめできない!!」というリストを作りました。
種類 | 備考 | |
ビオトープ用セット メダカ用セット |
おすすめ出来ない水草のフルセット!! ハイグロフィラ、バコパ、ルドウィジア、ロタラなど すべて丈夫で繁殖力が高い。切れ端から繁殖する。 在来種と同種もあるがすべて外国産。 |
|
ヒシ | 在来種、外来種が混在する。 種子はケガのもと!!鉢以外に植えるべきではない。 |
|
オランダガラシ | 生態系被害 防止外来種 |
食材の『クレソン』 切れ端から成長する 環境適応能力、繁殖力が高く駆除は困難 群生を作り他種を駆逐する |
トクサ | 在来種だが非常に丈夫で駆除するのが大変。 「トクサが好き!」なら良いが… |
|
ウォータークローバー | 環境適応能力、繁殖力が高く駆除は困難。 在来種「デンジソウ」は雑草扱いで流通していない。 南国デンジソウは沖縄~東南アジア。 |
|
オーストラリアン ・ノチドメ |
ブラジルチドメグサが特定外来生物になったことで こちらに切り替えられた。 環境適応能力、繁殖力が高く駆除は困難。 群生し多種を駆逐する。 |
|
グロッソスティグマ | 生態系被害 防止外来種 |
環境適応能力、繁殖力が高く駆除は困難。 一度入れた終わり。屋外で使う植物ではない!! 群生し多種を駆逐する。 |
コブラグラス | 環境適応能力、繁殖力が高く駆除は困難。 一度入れた終わり。屋外で使う植物ではない!! 群生し多種を駆逐する。 |
|
パールグラス各種 | 環境適応能力、繁殖力が高く駆除は困難。 一度入れた終わり。屋外で使う植物ではない!! 群生し多種を駆逐する。 |
|
キショウブ | 生態系被害 防止外来種 |
欧州・西アジア原産。園芸品店で販売される。 花は綺麗だが、野外で繁殖し、既に危険な植物。 |
ショウブ | しょうぶ湯に使われる。 小型ビオトープには向かない。 |
|
セキショウ | 別名:『アコルス』 小型ビオトープには向かない。 |
|
カヤツリ | 「シペラス」「パピルス」「シュロガヤツリ」とも 非常に大型化。周囲に他種が生えにくい。 「ミニシペラス」も周囲に他種が生えにくい |
|
シラサギカヤツリ | 在来種と勘違いされるほど、古くから愛好家が多い。 実は米大陸原産。周囲に他種が生えにくい。 |
これらは…
「異常に繁殖しすぎ手に余る」「多種を駆逐する」「巨大化しすぎる」など
どう考えても初心者向きではありません。
『おすすめしない水草』で最初に紹介した「ビオトープ用」「メダカ用」のセットは外来種と言うのが最大の理由です。
実は、ほぼ同じ品種が田んぼの畔で採れます。
近くに田んぼがあるならば、わざわざ外来種を買うよりもはるかに環境保護に良いです。
在来種を採れば、外来種の流出の恐れがない。
外来種を採れば、外来駆除に貢献!
和名 | 備考 | ||
在 | オギノツメ | → | ハイグロフィラ・サリチフォリア |
在 | アゼナ アゼトウガラシ |
→ | リンデルニア バコパに近い |
在 | チョウジタデ | → | ルドウィジア |
外 | アメリカ ミズユキノシタ |
→ | ルドウィジア・レペンス 和名のとおり北米種 |
外 | セイヨウ ミズユキノシタ |
→ | ルドウィジア・パルストリス ルドウィジア・ナタンス ルドウィジア・グリーン 北米種 |
在 | ミズユキノシタ | → | ルドウィジア・オバリス |
外 | アメリカキカシグサ | → | アルアナの夕焼け? 和名のとおり北米種 |
在 | キカシグサ | → | ロタラ・インディカ インディカと違い、水中葉がない。そのままの姿。 |
在 | ヒメキカシグサ | → | ドワーフアマニア?(外来) |
在 | ホザキキカシグサ | → | ロタラ・ロトンディフォリア |
在 | ミズマツバ | → | ロタラ・プシリア |
在 | ヒメミソハギ | → | アマニア (ネサエア) |
在来種と、外来種と観賞魚用水草は、学名が同じでも同一品種ではありません。
外来種は同一の学名でも、外国の植物であり、別の品種です。
観賞魚用水草は、改良など手を加えられています。
〒273-0003
千葉県船橋市宮本7-7-1
TEL.047-460-1760
FAX.047-460-1761