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株式会社 安穏

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事業理念Philosophy

いのちを取扱うものとして

当社の取り扱う品種は、ごく少量です。

その理由は、動物も、魚も、植物も、大好きだからです。
好きだからこそ、その命を取り扱うものとして…
・自信を持って飼育出来る品種以外取扱いたくない
 苦手=その生き物にとって過酷
・図鑑を見て「これで育つ」と浅い知識で販売はしたくない
 無責任極まりない
・品揃え、知識などで見栄を張るつもりもない
 「豊富な品揃え」を謳うための『展示目的仕入れ』をしたくない


そのため、小さな観賞魚コーナー以下のような品種量です。
ただ魚、エビ、貝、植物を売っているのではありません。
ただ見て楽しむために売っているのではありません。

売っている商品は“いのち”です。“いのち”を取り扱わせて頂いています。
魚、エビ、貝だけでなく、植物も私たちと同じく“いのち”を持ち、生きております。
“いのち”を取扱う者として、無責任なことは出来ません。

好きだからこそ、その魅力を伝えたい
1.飼育者、育成者にとっては簡単に育成・生育可能にする
2.その品種にも負担を掛けない
 → 色々と実験を行い、1と2のベストポイントを探す!
ということも行っています。(特に蓮)


いのちを取扱うものとして 販売時期

気温による負担を考慮
生体・植物への負担を考慮し販売時期を限定しております。
販売期間は3〜6月、9〜11月頃です。(気候・気温による)
この時期は昼夜の寒暖差こそありますが、比較的生体・植物に負担が少ない時期です。
生体の通販では保冷剤や携帯カイロなどで温度調整を行い発送する業者もありますが、開封後の温度変化にやられてしまう事も少なくありません。

旬の時期
その植物の開花時期や独特の姿が楽しめる『一番見応えのある時期』には、既に販売を終了させて頂いております。一番見応えのある時期に販売しても、あとは散って枯れていくだけです。
「お客様の元で成長し、自分で育てた姿を見て頂きたい」と考えています。


軽すぎる“いのち”

蓮のボウフラ対策にメダカを使用する方は多くいらっしゃると思います。
一番安いヒメダカを利用していませんか?
それらはこの状態で売られていませんか?
 ・60cm水槽に100〜200匹 + エアレーション
 ・90cm水槽に200〜300匹 + エアレーション
よく見る光景ですが、この状態は最悪の魚です。

どういうことかというと…
1.トリートメント(塩浴、薬浴)なし
 ・仕入時の輸送ストレスで病気になりやすいためトリートメントは必須
2.エアレーションで過労死寸前
 ・メダカは水流に弱い
 ・エアが大きい → 魚には猛毒
  ザトウクジラのイワシ漁「バブルネットフィーディング」が代表例
3.超過密状態でストレスMAX
 ・最低でも「10×10cm/1匹」の水面積が必要
4.病気の可能性大
 ・超過密状態のため病気の個体から一気に感染が広まる
 ・過密過ぎて病気の個体だけを取り除くのは不可能(接触しさらに感染)

では、「なぜこのような管理になるか?」というと…
1.「鑑賞飼育用」ではない
 ・ヒメダカの9割強は肉食魚の餌として販売されている
2.あまり利益がない
 ・一般の人は買っても1〜10匹程度(袋代、酸素代の方が高い)
  → コストを徹底的に省く必要あり!
というのが理由です。


縁あって迎える「いのち」が、このように雑に扱われているとは思っていましたか?
私もメダカを知ろうとするまで、気付けなかったことです。

「欲しい人がいるから売る」は商売では普通のことだと思います。
「安く買いたい→コスト削減→命を乱雑に」というのはおかしな話です。

メダカ専門店やブリーダーさん達は、吃驚するほどの愛情で育てています。
(もちろん値段もそれなりにします。すごい種は車が買えるくらい…)

「自分が責任をもって飼育している魚」として丁寧に育てております。
私と同じ“いのち”を教える方たちに、出来る限り安価に送り出した方が良い。
ただ売るのではなく、里子に出す。
そう考え販売をしていきます。


軽すぎる“いのち” 2

一昔前までは『観賞魚店』『金魚専門店』『錦鯉専門店』しかありませんでした。
近年では、旧来のお店や魚種専門店、ホームセンターやインターネット通販など様々な場所で売られています。

通販専門店って?
1.実店舗+通信販売
 旧来のお店や新規店が通信販売を行う
2.生産者+卸売+小売(通信販売)
 水草生産者(農家)や有名ブリーダー(繁殖者)が卸売と通信販売を行う
3.卸売+小売(通信販売)
 卸売問屋が通信販売を行う(卸売に限り実店舗販売)
4.無店舗通信販売
 店舗がなく通信販売のみを行っている

問題は「※無店舗通信販売」です。
「受注 → 発注 → 到着しそのまま発送」の会社が多くあります。
「到着後 → アンモニア吸着材と酸素を足す → 発送」の会社もあるようです。
無責任な「いのちの流し売り」です。
コストが掛からないので低価格で異常な販売するため、路面店が潰れる原因でもありムリな価格競争の要因の1つです。

「2」や「3」に該当するかのように謳っている会社もあります。
これらを見抜くには、会社概要で法人名義(店舗名は役に立ちません)、法人番号検索などから正確な住所から調べる必要があります。分譲住宅やマンションの一室(テナントは除く)で淡水魚、水草、海水魚を多種取扱えるわけがありません。床の補強は勿論、漏水や電気、騒音の関係で普通は許可すらされませんし、管理出来ません。


当社は正に、2と4に該当します。
当社は店舗を構えようと思えば構えられますが…
普通に店舗を構えてしまうと…
・蓮、睡蓮が置けない
・蓮、睡蓮の農作業が行えない
生産拠点で店舗を構えてしまうと…(理想形ではありますが)
・「どうぞ盗んで下さい!珍種がここにありますよ!」と言っている状態
・観賞魚、エビ類は温度調整が必須(屋外ではムリ)
・農地での販売は届出が変わるらしい?
共通した問題
・葬儀の仕事が入ると来客中でも帰って頂くしかない
・葬儀・寺院関係の仕事で不定休を通り越し不定営業になる
などの理由で店舗を構えられません。また、生産拠点も非公開にしています。


在庫管理

防犯上の理由により、画像は載せられませんが、ストック・繁殖水槽の総水量3500Lの確保があります。(蓮・睡蓮の育成、トリートメント、洗浄槽は別)
2020年更に増やした結果、総水量が不明になりました。

稚魚や二枚貝のストック中のエサは、別法人の20トン池の管理委託を利用し作った青水で維持管理を行っております。
また、すべての生体のストック水槽にミラクルバクテを使用しております。


店舗写真

information店舗情報

株式会社 安穏

〒273-0003
千葉県船橋市宮本7-7-1
TEL.047-460-1760
FAX.047-460-1761